家づくり講座
STEP1 イメージプランニング
家族みんなで「情報収集」しよう
情報収集は、将来への夢が大きくふくらむ楽しい作業です。
住宅雑誌やインターネットなど、いろいろな情報網を使って、しっかりと集めましょう。
●情報収集の2つの方法
家づくりのための情報収集には、家族の内側に目を向ける方法と、いろいろな媒体を使って外から情報を集める方法の二通りがあります。最初にしなければならないのは、住宅雑誌や新聞、チラシといった外に向かっての情報収集ではなく、家族の内側に向けての情報収集、つまり、自分たち家族の将来ビジョンを立案することです。
●わが家の将来ビジョンを考える
自分たちがどのような暮らしをしたいのかといった、将来のライフプランが描かれていないことには、どれだけ雑誌やカタログ、インターネットを駆使して住宅情報を集めても、おそらくあれもこれもと目移りして、情報の渦に翻弄されるだけでしょう。
住宅は長い時間を過ごすところです。子育て、仕事、趣味、経済的なことも含めて、長期的なビジョンを立案します。これは、誰も教えてくれません。自分たち家族で決めなければなりませんが、ゆっくり時間をかけて考えれば、おのずと出てきます。ビジョンもなく家づくりをするのは、目的もなく走り出すようなものです。
●マイホームの情報収集
自分たち家族の将来ビジョンが決まったら、次は家づくりのための情報をいろいろ収集することになります。自分たちの目指す方向性(将来ビジョン)が固まっているので、どのような情報に出会っても、それが自分たちに必要なものかそうでないか、あれこれ迷うこともないでしょう。あとは、雑誌やインターネットなどの情報源を使って収集に励みます。そして、自分たちのビジョンや考え方に近そうな依頼先から資料を取り寄せ、気に入ったらモデルハウスを訪ねます。
●モデルハウスの利用方法
情報収集の中でも重要になるのがモデルハウス見学です。家づくりの情報は、住宅雑誌やインターネット、カタログなどでほとんど手に入る時代です。しかし、モデルハウスでないと入手できないものもあり、その一つが外壁や床材、壁材など、実際のものを確認できることです。
もう一つは、居室や廊下、階段、バス、トイレなど、空間のスケール感がつかめることです。ただ、モデルハウスは展示用につくられた住宅ですから、一般住宅よりもお金をかけて見栄えと居心地を良くしてあります。実際に建てる住宅とはおのずと違いますから、そのような点も含めて見学しなければなりません。
また、モデルハウスを見学することで、依頼先の姿が見えてきます。玄関からリビングに入っていくと、依頼先のおおよその社風や雰囲気が伝わってきますが、このような言葉にできない何となく感じる情報が、実は非常に貴重です。
さらにモデルハウスを介して依頼先の社員に接することができます。モデルハウスで5分ほど営業マンとおしゃべりするだけで、その依頼先についてのいろいろな情報が手に入ります。このようなことは雑誌やインターネットでは得ることができません。
○住宅専門誌
住宅専門誌には最新の住宅が紹介されている上、「収納特集」「キッチン特集」といった、テーマごとに集中的に編集されています。気に入ったものは切り抜いてファイルし、プランの参考にします。
○インターネット
住宅に関する情報量はインターネットが圧倒的に多く、しかも、家庭にいながら集めることができます。家づくりの基礎的な情報は、インターネットで幅広く集めましょう。
○住宅展示場
実際に本物の住宅を見て触れることができ、多くの貴重な情報が得られます。モデルハウスの中には、宿泊体験ができるところもあるようです。
○住宅完成見学会
一般の施主が実際に建てた住宅を見学するもので、展示用のモデルハウスとは違います。この見学会の情報は、新聞広告や折り込みチラシなどで得ることができます。
○住宅構造見学会
住宅の構造を理解するために、建築中の住宅を一般に公開するものです。軸組工法や2×4工法など、住宅の基本構造にはいろいろな種類がありますが、それらを理解するためにも出かけたいものです。
○ショールーム
住宅部材や設備機器を展示しています。キッチン、バスルーム、洗面台などの現物を“見て触れて確かめて”から選ぶことができます。
○カタログ
ハウスメーカーのポリシーや工法、価格、アフターサービスなどの情報を知ることができます。
○テレビ・新聞
新築家庭を訪問する番組が放送され、貴重な情報を拾うことができます。新聞には、最新のモデルハウスの紹介や見学会の案内が載っています。
○口コミ
依頼先選びでは、実際に家を建てた人の評判などが大変に役立ちます。また、成功例や失敗談など、意外と貴重な情報も手に入ります。











