施主の想いを大切にした誠実で柔軟な姿勢が生む満足度100％の家

K様邸は、傾斜地に立つ、地下室のある2階建て住宅。昨年まで、この同じ土地で、建て売り住宅に住んでいたのだが、既製品の間取りと自分たちの生活スタイルが合わなかったことに加え、家族が増えて手狭になってきたため建て替えた。
前と同じ敷地面積内で、より広々と暮らすために考案されたのは、地下のある設計。「マイナス要素の大きかった傾斜地なのに、その形状を生かしたデザインに生まれ変わった」とご主人。生活空間を削ることなく、十分な駐車スペースを確保。さらに地下の残り部分には、釣り愛好家であるご主人が竿の手入れなどをするための趣味室も設置している。
印象的なのは、たっぷりととられた収納スペース。部屋と言ってもおかしくない11畳と9畳の小屋裏空間が、大胆にも収納に利用されている。元々モノが多かったご一家だが、お孫さんの玩具など、今後ますますモノが増えることを見越しての判断。おかげで室内はすっきり。ちょっとした隙間も収納スペースにしている技は必見ものだ。
　実はこの家を建てるまで、住和建設と7年ものやり取りがあったという。「細かい要望ばかりしていたのに、その都度アドバイスや設計変更をしてくれました」と振り返るご主人。奥様も「同じ場所に住んでいたとは思えないくらい。今、大満足です」とにっこり。住和建設の誠実で柔軟な対応が、既製品ではかなわない、自分たちらしさを反映させた家の完成につながったようだ。