富山県産材を使った
安心して暮らせる本物の家

　心地いい暮らしができる温もりある木の家を、ご夫妻が探し始めたのは、この家の完成から６年以上も前。家族がずっと笑顔でいられるような癒しの空間を求め、何年もハウスメーカー探しを続けていたのだ。そして遂に、富山県産の自然素材に囲まれた長寿命の家を提案する、頼成工務店との出逢いを果たした。“富山と暮らす”をスローガンに掲げ、匠の技を活かした木づくりの住まいを実現してくれる、そんな夢にまで見た住まいをようやく手に入れることができたのである。富山県産材を使った家づくりは、まず材料となる木の伐採を見学することからスタートした。現場で木が切り倒される様子を眺めながら、安全性や強度を直に確認できたことが、今になって住まいの安心感や愛着に繋がっている。木の香りが漂うリビングに腰かけ「太さにこだわった」と話す大黒柱を眺めながら、ご主人は満面の笑みを湛えている。その側ではお子さんが、ムク材の床を素足で走り回っていた。

家族とともに夢を叶える
陽だまりのような住まい

　開放的な吹き抜けと、広い窓から燦々と注ぐ自然光と吹き抜ける風もS邸の大きな特長だ。これは「明るい空間で涼しく暮らしたい」というご主人の要望とお子さんの成長を考え、ライフスタイルに合わせた住まいを叶えた結果である。窓の配置は夏と冬の太陽の位置の違いや光の入る角度を綿密に計算して決められており、軒の幅を広くすることで夏の強い陽射しを遮る工夫がなされている。また、窓の位置も考慮し風が通る道をつくっている。想いを実現する細かな配慮も、快適で健康に住まえる家づくりを続ける頼成工務店ならではの魅力である。そしてご主人が憧れ続けた薪ストーブのある生活も、家族の時間をより豊かなものにしているようだ。冷え込みの厳しい冬の朝も、じんわりと温かいストーブの熱が家全体を包み込んでいる。ダッチオーブンで料理を作ったり魚を焼いたり、家庭でアウトドア気分を堪能できるのもうれしい。「それでも一番の喜びは、頼成工務店さんに出逢えたこと」と、心から満足する暮らしへの感謝の気持ちを口にした。