決め手は、家の暖かさと、人柄の温かさでした。

　2013年1月に、揃って新居に移り住んだNご家族。施主ご夫妻と二人の息子さん、ご両親、そして、二年間契約の間借りで?!と笑うお年頃の妹さんの7人家族だ。メーカー選びには特に時間をかけ、30軒以上のモデルハウスを見学した。その中で『すまいるほーむ』を選んだのは、「W断熱」による暖かさと、担当営業マンまた社長の温かな人柄、そして熱意だったという。
　一般的な断熱パネルによる「外張り断熱」と、セルローズファイバーの「充填断熱」を組み合わせることで、壁の中の結露を防ぎながら暖かさを両立する「W断熱」は、同社の看板工法だ。そして、自身も二世帯住宅に住む経験から、社長らは親身なアドバイスを送り続けた。Nさんご家族の希望で、脱衣場は独立させ、食事は1Fで同じテーブルを囲むものの2Fの若夫婦のリビングにミニキッチンを設置。扉は一つの仲良し家族だからこそ、程よい距離感を保つ工夫が凝らされている。

家が、仲良し家族のためにできること。

　4歳の長男と、まもなく1歳になる次男はN家のアイドル的存在。家族の優しい眼差しに見守られ、元気いっぱいに成長中だ。キッチンに立つ女性の家事動線を良くするため、水回りは一周できるようになっているのだが、ミニカーを手にぐるぐる回って遊ぶ子供たちにとっても、そこは行き止まりのない格好の遊び場になっている。1Fは床暖房が入っているため、床で遊んでも底冷えせず、また夢中になりちょっと位頭をぶつけてしまってもご安心。実は、N邸の壁の角は丸いのだ。いわゆるR型に加工され、小さなお子さんがケガをしにくい配慮がなされている。「コミュニケーションをしっかり取ることが、頭の良い子を育てる秘訣」というのは同社社長の考えだが、この家においては、親と子、そして孫とのコミュニケーションがいずれも良好にはかられている。家族の絆と努力なくして誰もが羨む幸せは手に入らないが、器となるこの家も、その一役を担っているように思う。