家づくり講座

STEP3 土地選び・地盤調査

「地盤調査」で地震・自然災害対策をしよう

 一般的に地震などで災害を起こしやすいのは、軟弱な地盤にそのまま家を建てた場合です。
建てる前にきちんと地盤チェックをしたいものです。

●地盤関係の調査をする

田んぼや沼地などを埋め立てた土地は、一般的に 軟弱な地盤が多く、あとで問題が生じることがありますから、必ず地盤を調べましょう。地盤に建物を支える強度がない場合は、建築工事で、杭工事・特殊基礎工事などが必要になります。 また、住宅開発では、山を削って谷を埋めて造った造成地があります。この場合、土を埋めた「盛土」の宅地は地盤沈下を起こす可能性があるので調べる必要があります。地盤によっては水はけが悪い土地などもあるので、雨の日に現地へ行ってしっかり確認したいものです。

●軟弱地盤は改良する

 地盤調査の費用の目安は5〜6万円で、住宅メーカーの多くが事前調査を実施しています。地盤の特性がわかれば、それに応じて適切な対策がとれます。軟弱地盤の場合には、硬い地盤に届くまで杭打ちをして固定させて基礎をつくります。きちんと土台を固定すれば、硬い地盤に建っているのと同じ条件になります。主な地盤改良方法として、表層改良工法、鋼管杭打設工法、柱状改良工法などがあります。


○このような土地は必ず地盤チェックをしよう

・沼や川だった土地
 沼、水田、湿地などを埋め立てた宅地です。地震の際に揺れやすいだけでなく、地面が陥没や沈下して、家が傾いたり、基礎が壊れたりする心配があります。

・水に関係のある漢字を使っている地名
 例えば「池、渡、流、島、泉、谷など」は、昔は軟弱な土地だった可能性があります。地元の古老に聞くなどして確かめたいものです。

・造成地の盛土
 丘稜地などを盛土や切土で造成した宅地では、盛土部分、とりわけ切土と盛土とにわたる部分の土地は要注意です。地盤がしっかり固まっていないうちに住宅を建てると不同沈下を起こす危険性があります。


低地
低地
 丘陵地や台地を下った先には谷がありますが、一般に谷筋には腐植土のような軟弱な地層が堆積します。その上に盛土された場合、不同沈下となる可能性が高くなります。

丘陵地・台地
丘陵地・台地
 台地や丘陵地の縁辺部にある宅地は、大きな地震や集中豪雨などに襲われた場合にがけ崩れの恐れがあります。

斜面の造成地
斜面の造成地
 斜面をひな壇式に造成した宅地の場合、切土と盛土をした部分で地盤の強度が異なります。造成の際にしっかりと地ならしが行われていないと、地震などによって不同沈下を起こす危険性が高くなります。

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