2012年掲載 施工実例レポート
更新日:2012年12月13日
モリスのチューリップが出迎える家
山々が織り成す絶景を眺めながらリラックス
(株)匠建設
新築黒部市・Y邸










自然景観を活かすため 天井高の長戸を採用 光と風も心地いい
子どもたちものびのびと 無垢フロアに寝そべり 木の温もりを感じる
黒部市郊外ののどかな田園地帯。大きな窓から、手前に駒ケ岳などの宇奈月・黒部の山々、奥に白馬岳などの後立山連峰が眺望できる。「雄大な山々と田園が織り成す自然の風景に魅かれて、この地でマイホームの夢を叶えました」とご夫人。玄関ホールのクロス・平織地には、“モダンデザインの父”と呼ばれるウィリアム・モリスが描いたチューリップ柄、和室には牡丹柄と、趣のある佇まい。ボタニカルアートの作品ともいえる装飾パターンが洋と和の空間にしっとりと溶け込んでいる。
室内の配色も絶妙だ。床、天井は無垢材のブラウンで統一。壁は白を基調にしながら、落ち着いた風合いの紺をリビングの壁一面に大胆に採用するなど、Y夫妻のセンスの良さが感じられる。心地よい空間に包まれて、四季折々の自然の景観を愛で、またインテリアを楽しみながら、家族の暮らしはゆっくりとしたリズムを刻んでいるようだ。
3人の女の子を育児中のY夫妻。家族の健康を考え、自然素材を多く取り入れた家づくりを叶えた。玄関、LDKの壁は、木質チップを混ぜたルナファーザーを用い、調湿効果もアップ。自然塗料を使ったEP塗装の仕上げはご主人自ら手掛けたという。床にはナラ、天井に無垢材羽目板を使用。見た目が優しく、足元から木の温もりが伝わってくる。ロールカーテンの機能を併せもつブラインドから射し込む柔らかな陽光で、気持ちも穏やかになる。
リビングとDKを適度に間仕切りし、キッチンへの視線を遮断した点も特徴。友人や親戚を招いたときに、視線を気にせずに家事ができる設計だ。キッチンは、デザインの美しさと機能性、子どもたちの食育面を考えて、アイランド型を採用した。チェンソーアートなど、サンタフェ風のインテリアも素敵なY邸。豊かな自然に囲まれて子どもたちは、健康でのびのびと育っている。
- スケジュール
- 情報収集開始:2009年春
具体的行動:2009年春
メーカーの決定:2010年3月
工事契約日:2010年8月22日
設計期間(基本・実施):約20週間
工事着工日:2010年9月23日
上棟式:2010年10月25日
竣工:2011年4月17日
- メーカー担当者
- 営業部 佐藤 満
- Y様とは、設計から竣工まで、内容を1つ1つ確認、試行錯誤しながら進めさせていただきました。施主様の思い、私の思いがたくさん込められています。これからも施主様の夢のマイホーム実現のため、快適でよりよい家づくりに取り組んでいきます。
- (株)匠建設
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所在地:
黒部市古御堂101-3
TEL:0765-52-5237
FAX:0765-52-5378
URL:https://takumi-fp.co.jp/
メールアドレス:info@takumi-fp.co.jp
営業時間:8:30~17:30
定休日:祝日、GW、お盆、年末年始