古民家風のどっしりとした佇まいのH邸は、重厚感のある構造やデザインにこだわったご主人の気持ちが見事に表現された住まい。「肥塚建築」の棟梁や職人たちの技術によって、厳選されたた木材の加工や塗装などが丁寧に行われた。住空間に入ると、まるで高級な湯宿のような雰囲気。定年後は夫婦でゆったりと生活をしたいと思い描いていた夢が、ここで現実となり叶えられている。腰屋根のあるリビングを見上げると、太い梁が圧倒的な存在感。「春には枝垂れ桜が咲き誇る広い庭を眺めながら、友人たちとお酒を酌み交わしたい」とご主人。蕎麦打ち専用の部屋や書斎など、趣味を楽しむための空間も充実。また玄関や浴室などの段差の解消、寝室からトイレへの移動のしやすさなどバリアフリー対策も万全だ。