2017年掲載 施工実例レポート
更新日:2017年01月14日
木の家に住むと、
人生は楽しくなる
県産材にこだわり、気候風土に合った家を
つくり続ける『頼成工務店』。
富山で育った木の家で、富山の暮らしが育まれていく。
㈱頼成工務店
ナチュラルライフの家富山市・F 邸
自然を愛する心 ≒
ものを大切にする心
木の家に住むと、生活も自然と、〝自然体〞に近づくらしい。F邸にはエアコンがない。それでも夏場を快適に過ごせるのは、風通しをよく考えられているから。そして、大きく張り出した軒が、夏は強い日差しを遮り、冬は暖かい日差しを部屋の中まで取り込んでくれるためだ。一台で家中を暖めてくれる薪ストーブは、建築で残った端材がしばらくの燃料になり、その後はご主人が「薪づくり同好会」に入って、自らまかなう予定だ。薪の調達が目的だが、同じ志向をもつ仲間との出会いもあり、冬支度が楽しみになったという。
〝自然を愛する心〞と〝ものを大切にする心〞は繋がっている。新築だからといって何でも新調するのではなく、愛用のタンスを引き続き使えるよう、寝室には板の間のタンス置き場が設けられた。またダイニングには、施主のお父さんが、家の端材で手作りしてくれたイスが温もりを添えている。F家は、もともとそうした心を持っていたからこの家造りを選んだのかもしれない。木の家は家族の暮らしを少し変えてくれるような気がする。
マイホームは、
時間をかけて育てるもの。
『頼成工務店』には「大黒柱を探しに行こう!」という企画がある。家族が実際に富山の森に 入って、大黒柱や梁となる木を探すことができるのだ。希望すれば伐採にも参加が出来る。自分たちが見て選んだ木で完成した家は、感動も思い入れもひとしおだろう。
マイホームは、建ててゴールではないとつくづく感じる。特にそれが、木の家の場合は――。県産材を使用したF邸の床や天井は、今の真新しい風合いにも心ときめくが、だんだんと飴色に経年変化していく様も、また楽しみだ。きれいに使うというよりも、柱に子供たちの成長の証が残るような、家族の歴史を刻むそんな住まい方が似合う。
ちなみにご主人は、これから時間を見つけてウッドデッキをつくる計画なんだとか。こうして家は、家族と一緒に育っていく。
- メーカー担当者
- 企画部設計課主任 山本 万里代さん
- ● 富山の木を使い、その木を活かした家づくりを大切にしています。
● お客さまにとっては、一生に一度の家づくり。一緒に楽しんで夢を叶えるお手伝いをします。
● 富山の木の家で、富山と暮らす。そんな自然と融和したライフスタイルを提案していきます。
- ㈱頼成工務店
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所在地:
富山市婦中町新屋507
TEL:076-465-1001
FAX:076-466-2637
URL:https://raijyo.jp/
メールアドレス:e-ie@raijyo.jp
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜、祝日、第1・3土曜