2018年掲載 施工実例レポート
更新日:2018年01月23日
家事効率を高めて
子どもとのふれあいを
心のゆとりを増やす家
(株)匠建設
子育てしやすい家黒部市・K邸











自主性と自立心を養う
独自のこども動線
K邸には、「こども動線」がある。玄関ドアを開けると、来客用の玄関と内玄関があり、お子さんは内玄関から上がれば、すぐに洗面台で手洗い・うがいができ、ユーティリティに設けられたウォークスルー収納で部屋着に着替え、脱いだ衣類を洗濯機に入れられる。それから、LDKと一体感のある「こどもスペース」へ。段差を上がってランドセルを置き、教科書などを収納棚にしまってから、カウンターで勉強をする。このように、お子さんが帰宅してから勉強するまでの一連の流れを上手に作り出すことで、子どもの自主性や自立心、学習意欲を養うのが、「匠建設」のこども動線である。
こどもスペースは、仕事を持つ奥様の「料理中も子どもとふれあいたい」という望みも叶えている。そのスペースがLDKよりも2段高い位置に造られているのは、LDKにいる家族と目線が合うことを考慮したため。奥様がキッチンで料理を作りながら、勉強に励むお子さんの姿を見ることができる。また、リビングで寛いでいるご主人からは、そんな奥様の姿が見える。ご主人は「以前よりも、料理を手伝おうと思うようになりましたね」と自身の変化に微笑む。
ママへのやさしさと
未来への楽しみもいっぱい
K邸は、キッチンを中心とした間取り。キッチンからはリビング・ダイニング、こどもスペース、和室が見渡せ、大きな吹き抜けが開放感をもたらす。また、キッチン横のユーティリティには、食品庫と造り付けのカウンター「ママコーナー」があるため、使い勝手がよい。ママコーナーは、アイロンがけなどの家事だけでなく、読書をしたりコーヒーを飲んだりと、奥様がホッとひと息つける空間だ。
2階には、雨や雪の日でも洗濯物を干せるインナーバルコニーが設けられている。床の羽目板は、風の通りを考えて隙間が作られているため、洗濯物が乾くのも早い。その洗濯物をすぐしまえるファミリークローゼットがそばに設けられていることも便利だ。家事の負担を軽減するさまざまな工夫が、奥様の時間に余裕を生み出す。その分、お子さんとふれあう時間を増やせる。子育ての好循環を生み出す住まいといえよう。
さらに、お子さんの成長や家族構成に合わせて間取りを変更できる、2階の可変性の高さも見逃せない。日々の子育てはもちろんのこと、生活の楽しみを広げる余裕、そして四季を快適に過ごせる優れた住宅性能を併せ持つK邸である。
間取り
家づくりにおけるポイント
こども動線
うがいや手洗い、着替えを洗濯機に入れる、自分のものを自分できちんと片付けるなど、子どもに必要なことを身につけることができる。また、こどもスペースで勉強をすることも自然と身についていくため、学習も習慣化しやすい。
キッチン中心の間取り
奥様にとって見守りやすい分、子どもからも奥様の姿がよく見える。奥様が料理や後片付けをする姿を見る機会も当然増えるため、手伝おうという気持ちが生じやすい。キッチン中心の間取りは、子どもの自主性を高めることにもつながっている。
- メーカー担当者
- 営業 水島琢也さん
- ご夫妻は共働きなので、帰宅時間がバラバラです。「少しでも子どもとの時間を過ごしやすいものにしたい」というご要望から、キッチンを中心とした間取りにし、お子さんが小さいうちから自分で時間割や着替えができるような動線を提案しました。お子さんのしつけがしやすい家にもなっています。
- (株)匠建設
-
所在地:
黒部市古御堂101-3
TEL:0765-52-5237
FAX:0765-52-5378
URL:https://takumi-fp.co.jp/
メールアドレス:info@takumi-fp.co.jp
営業時間:8:30~17:30
定休日:祝日、GW、お盆、年末年始