健康で快適に暮らす
あたり前だけど、大切なこと

　家を建てる時、「これだけは譲れない」という条件が必ずあるだろう。小学生と園児の2人の子育て真っ最中であるU夫妻にとっては、「暖かい家」というのが絶対条件だった。寒暖のストレスなく、家族全員が健康で快適に暮らせるということは、当たり前のようだが、何物にも代え難い。
　そんなU夫妻が選んだのは、高気密・高断熱で「冬暖かく、夏涼しい」外断熱の専門メーカー「セキホーム」の家。外断熱工法と床下の基礎断熱で、冬でも家じゅうポカポカ。新居で実際に冬を体験し、エアコンなどの暖房器具を一度も使わず、ヒートポンプ式の温水床暖房だけで過ごせたことに、本当に驚いたという。
　体に優しい自然素材にもこだわった。21・4畳あるLDKのフローリングにナラの無垢材。玄関とLDKの天井にツガ板を貼り、寝室の腰板には安眠効果があるといわれるヒノキを使用。壁は調湿機能に優れるシラス塗り壁を採用した。シラス壁と外断熱のおかげで家全体がカラッとし、ユーティリティーで干している洗濯物もすぐに乾くそうだ。天井まで高さのある大きな窓から差し込む心地よい光と風を感じ、健康で快適な暮らしを送るU邸のこだわりを随所で感じる。

家事動線の工夫と
ゆとりある収納空間

　U夫妻が「落ち着く」と感じる和モダンの家は、共働き夫婦が子育てしやすい家事動線や工夫が光る。勝手口を2カ所設け、キッチンから続くパントリーの勝手口からはゴミ出しや、重い食料品を運び込むことができる。ユーティリティーの勝手口は、子供達が泥だらけで帰ってきても、すぐに脱衣所、浴室と移動でき、使い勝手がよい。
　デッドスペースもフル活用し、欲しい所に収納空間があるのも特徴だ。1階の水回り付近にウォークインクローゼット、階段下には大容量の収納を設けた。2階には6・4畳の広い小屋裏収納、寝室には布団がしまえるクローゼットと、収納には困らない。これらは、耐震性など強度が保証された同社の構造・工法に寄るところが大きい。丈夫でゆとりある住まいに見守られ、今後も家族の笑顔が弾む「あったかい家庭」が築かれるだろう。