施主様の悩みを解消し
大工の腕を大いに発揮

　マイホームは夢が膨らむけど、きちんとお金を返していけるのだろうか。そんな心配事に親身に対応しているのが、建築士の小橋さんだ。少しでもゆとりのある生活を保てるよう、長期的な視点から返済計画のアドバイスを行っている。また、ここ「暮匠」で銀行の方に住宅ローンの相談をすることもできる。悩み事を解消してから家づくりを始められるため、前向きに取り組めるのがいい。
　小橋さんが頼りにされる理由は、家づくりそのものにもある。建築士は施工を工務店に任せ、工事の進捗状況などを管理するのが一般的だが、小橋さんは実際に現場で汗を流す。ここまでやり抜く建築士はかなり珍しいが、大工歴24年という実績を誇るプロとしての矜持が小橋さんを突き動かすのだろう。釘の打ち方や下地工事の仕上がりなど、細部に至るまで徹底して妥協を許さない。

未来も笑顔で暮らせる
真のスタンダードを

　常に真摯に向き合うのは、家族が理想とする住まいに少しでも近づけるためだ。「ご家族の思いを形にできるよう、正直な気持ちで一生懸命取り組むことが大事」と、打ち合わせには長い時間を費やし、現場でも要望に合わせて臨機応変に対応していく。より具体的に暮らしへのイメージを広げたい場合には、これまでに手がけた家を見学することも可能だ。
　一つひとつの家族に傾ける情熱は、母が子に愛情を込めて料理を作るという行為にとてもよく似ている。だからこそ、これまでの施主との信頼関係は厚く強い。周年記念イベントに多くのOBのお客様が集まることからも分かるように、家づくりが終わった後も良好な関係が長く続いている。
　家づくりへの姿勢や考えにブレや迷いのない小橋さんが、“流行り廃りに左右されない飽きのこない家づくり”を提案し続けているのは、家族の将来を考えてのことだ。デザイン性・機能性に優れた素材をうまく使うことで住まいの質を高めつつ、メンテナンス費用にも配慮するなど、あらゆる面から真にスタンダードな家づくりを推奨している。いつか、家族みんなが家を建ててよかったと笑顔で思えるように。