2019年実例施工実例レポート

更新日:2019年01月22日



宮内さん発明の
「燻煙木材」が
住まいを守り
家族の健康を育む

宮内工務店

建築士建築士 宮内 彰

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シロアリを寄せつけず
住まいを守る新しい方法


 世界遺産で知られる五箇山の合掌造り家屋は、囲炉裏から立ち上る煙の防虫・防腐効果が家屋を支えてきたと言われている。
 その原理を応用したのが、宮内彰さんが開発した「燻煙木材」だ。主に地元のスギを燻煙乾燥施設で約2週間かけて乾燥させたもので、シロアリやダニへの忌避効果、カビへの防腐効果などを持つ。京都大学によるシロアリ食虫試験では、防蟻薬剤に近い効果が実証され、2018年9月14日には特許を取得した。燻煙木材の最大の魅力は、シロアリを生かしたまま寄せ付けないため、化学薬品を注入せずに済むことである。
 燻煙乾燥施設も宮内さんの手作りだ。地元の木材を自社で乾燥すれば、資材を安く調達できるが、乾燥施設は安価ではない。「自分で作るしかない」と、木の細胞構造などを約3年間勉強し、独力で乾燥施設を建設。実際に木材を乾燥させたところ、大量に煙が漏れ出したという。それを逆手にとって煙を活用したのが、燻煙木材の始まりだ。燻煙木材は乾燥過程で生まれた副産物だったのである。

燻煙木材を生かして
澄んだ空気の健康住宅を

 大工の父の背中を見て育ち、20歳でこの道に入った宮内さんの本業は棟梁だ。無垢材のみを使い、手刻みで家づくりを行ってきた。そもそも集成材を使わないこと自体が健康志向であり、宮内さんが燻煙木材を使った健康住宅に行き着くのは、ごく自然な流れに思える。今は、主要構造部と土台、床周りには燻煙木材を、柱にはヒノキを使用。化学薬品によるアレルギーなどの心配がなく、さらに自身が開発した二重通気によって常にきれいな空気を届けている。
 これまでに手がけた燻煙木材の健康住宅は約20棟で、施主からは「木の香りがいい」と評判。また、手作りのダイニングテーブルのプレゼントも喜ばれている(新築の方のみ)。
 「今まで木を切り刻んで生きてきたので、これからは恩返しもしないと」と話す宮内さんが今ハマっているのは庭づくりだ。そのうち、造園業も始めるのではと思わせるほどバイタリティに富んだ魅力的な人である。

家づくりにおけるポイント

確かな目と腕で
木の香り漂う空間を

木の性質を見極める目を持ち、それを生かす腕を持たなければ、手刻みはできない。確かな目と腕によって生まれたLDKは、丸太や腰板が印象的。一枚板で作られた掘りごたつ式のテーブルも手作り。床下には収納スペースを設けるなど、暮らしやすさへの配慮も満載だ。

燻煙木材の黒さは
想像よりも控えめ

燻煙木材は、燻煙乾燥施設で木材を煙で燻して乾燥させる方法によって作られている。燃料は建築時に出たおが屑や端切れなどで、乾燥能力も十分だ。シロアリの発生を抑えるだけでなく、耐久性にも優れている。右が乾燥前で左が乾燥後と、想像より黒さも控えめ。

CGを駆使した
分かりやすい提案も魅力

平面図や立面図では、マイホームの出来上がりを想像しづらい。そこで宮内さんは、20年以上も前からコンピュータを使って完成予想図をリアルに表現し、お客様とのコミュニケーションを図っている。ひと目ですぐ理解でき、暮らしへの想像をより広げられるのが魅力だ。

過去の建築実績

PROFILE
みやうち・あきら

1958年、氷見市生まれ。20歳から大工の道に入り、5年間修行を積む。一度独立するも、住宅会社に転職。3年間、設計管理や営業などの業務を務めた。1984年に一級建築士の資格を取得し、1986年に「宮内工務店」を設立。2004年に法人化し、現在に至る

【モットー】 ただひたすら一生懸命働く

【愛用の品】 パワーショベル

【建築設計という仕事について】 ただ純粋にお客様に喜んでほしいという思いを原動力に、お客様が満足する住まいを作り上げること。
宮内工務店

本社所在地:
氷見市岩瀬1835
TEL:0766-76-1416
FAX:0766-76-1450
URL:http://www.himidaiku.com/
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜
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