2011年掲載 施工実例レポート
更新日:2012年12月20日
家の縦空間・横空間をギリギリまでフル活用
高低差のある地形を生かした地下のある家が実現
㈲住和建設/じゅうわほーむ
新築富山市・K邸
![1.傾斜地の形状を生かして地下を設けたK邸。地下はコンクリート、1階以上は白でまとめた外観に、アーモンド色のドアが柔らかい表情を加えている。](house_img/2011/main/5136_01.jpg)
![2.車2台分が駐車できる地下車庫は、ご主人の趣味である釣りやDIY道具の収納スペースとしても重宝。夏でも涼しく、お酒の貯蔵などにも利用できそう。](house_img/2011/main/5136_02.jpg)
![3.色とりどりの花々がお出迎えする階段アプローチ。緩やかな幅広階段で、上り下りがラク。人とのすれ違いもスムーズ。](house_img/2011/main/5136_03.jpg)
![4.家族用の脇玄関が靴や傘、コートなどの収納に大活躍し、お客様用玄関はいつもすっきり。仕切り壁のニッチもお気に入りポイント。](house_img/2011/main/5136_04.jpg)
![5.南側のほぼ一面に開口部を設けたLDKは、自然光がたっぷりと入る開放的な空間。キッチンに立つと、外の景色にまで視線が広がり、気持ちよく調理できる。](house_img/2011/main/5136_05.jpg)
![6.2階にサンルームもあるが、あえてLDKの外壁に物干しポールを設置。わざわざ2階や外へ行かなくても、室内から洗濯物を取り込め、とても便利。](house_img/2011/main/5136_06.jpg)
![7.長男夫婦の寝室は、なんと14畳。ベッドや書斎デスクを置いても余裕の広さ。隣家側の窓にはルーバーを付けて人目を遮断。](house_img/2011/main/5136_07.jpg)
![8.1階ホールから地下へは、玄関を経由しなくてもダイレクトに行ける。下り口の扉を閉めれば壁のようになり、階段を隠せる仕組み。](house_img/2011/main/5136_08.jpg)
![9.地下に、ご主人の夢であった趣味室を実現。静かなので、釣りの仕掛けを作ったり読書をしたりと、時間も忘れて過ごしてしまうそう。](house_img/2011/main/5136_09.jpg)
![10.ゆとりの収納スペースとして活用している小屋裏へは、梯子でなく階段で上がるので、大きなものを持ち運ぶときも便利。](house_img/2011/main/5136_10.jpg)
施主の想いを大切にした誠実で柔軟な姿勢が生む満足度100%の家
K様邸は、傾斜地に立つ、地下室のある2階建て住宅。昨年まで、この同じ土地で、建て売り住宅に住んでいたのだが、既製品の間取りと自分たちの生活スタイルが合わなかったことに加え、家族が増えて手狭になってきたため建て替えた。
前と同じ敷地面積内で、より広々と暮らすために考案されたのは、地下のある設計。「マイナス要素の大きかった傾斜地なのに、その形状を生かしたデザインに生まれ変わった」とご主人。生活空間を削ることなく、十分な駐車スペースを確保。さらに地下の残り部分には、釣り愛好家であるご主人が竿の手入れなどをするための趣味室も設置している。
印象的なのは、たっぷりととられた収納スペース。部屋と言ってもおかしくない11畳と9畳の小屋裏空間が、大胆にも収納に利用されている。元々モノが多かったご一家だが、お孫さんの玩具など、今後ますますモノが増えることを見越しての判断。おかげで室内はすっきり。ちょっとした隙間も収納スペースにしている技は必見ものだ。
実はこの家を建てるまで、住和建設と7年ものやり取りがあったという。「細かい要望ばかりしていたのに、その都度アドバイスや設計変更をしてくれました」と振り返るご主人。奥様も「同じ場所に住んでいたとは思えないくらい。今、大満足です」とにっこり。住和建設の誠実で柔軟な対応が、既製品ではかなわない、自分たちらしさを反映させた家の完成につながったようだ。
- スケジュール
- 情報収集開始 2002年
具体的行動 2002年
メーカーの決定 2009年5月ごろ
工事契約日 2009年7月9日
設計期間(基本・実施) 約10週間
工事着工日 2009年7月10日
上棟式 2009年9月11日
竣工 2009年11月20日
- メーカー担当者
- 取締役社長 伏間 洋さん
- 代々受け継ぐ建築の知恵を生かし、洋風・和風から民家の再生まで、お客様のニーズに合わせてご満足いただける家づくりを手掛けています。住宅に関することは、木造・鉄骨にこだわらず、何でもお気軽にご相談ください。
- ㈲住和建設/じゅうわほーむ
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