2013年掲載 施工実例レポート

更新日:2013年01月11日



DKと寝室を中心にした
平屋建てに、犬二匹と
ゆったり快適に暮らす夢実現

㈲住和建設/じゅうわほーむ

新築富山市・Y邸

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無駄なくちょうどいい
犬と暮らす平屋の住まい

 いろんなタイプの家がある。Y様邸は、敷地も広く子育てもすみ、ゆったりとした平屋を希望された。人生をのびのびと謳歌する充実期の住まいだ。また、大型犬と小型犬で仲良く暮らしたい―、Yさんの願いは、ごくシンプルなものだった。
 ケヤキの木が11本もある屋敷林に囲まれた広大な敷地で暮らしていたYさんは、広さゆえの手入れの苦労もあり、ケヤキの木1本と一部の植栽を残し手入れがしやすく全体がのびのびと明るくこぢんまりとした家で暮らしたいと考えるようになった。そしてようやく叶えたこの家は、明るく小回りがきき、収納もたっぷりとした希望どおりの家となり満足されている。これまでとはまったく佇まいを異にするように見えるが、実は家の内外には、元の古材を再生し、新築の家にもうまく生かされた素材があり、優しく新生活を見守っている。これらは施主が希望したわけでなく、古民家の再生も手がける『住和建設』の粋な計らいなのである。
 「自分の気づかなかった願望にまで、先に気づいてもらえた」と、Yさんは完成した家に120点をつけた。

キッチンに込められた
「今」と「これから」

 ゆとりの住まい―、家の中心はキッチンだ。特に母である施主は料理好きで、持っている鍋の数は百以上。オール電化にすると、愛着のある鍋が使えなくなってしまう、という理由で、エネルギー源はガスと電気のハイブリットに落ち着いた。使い慣れたガスレンジで腕をふるい、いずれは離れで料理教室も開いてみたい…そんな夢もある。母娘でキッチンに立つ時間は、互いに長く良い思い出として刻まれるだろう。
 間取りを見ると、キッチンの向かいに母の寝室がある。これは、娘がいずれ嫁ぎ独りになった時、コンパクトに暮らせるよう考えられた設計だ。ダイニングテーブルを敢えて置かず、広めのカウンターキッチンで対応したのも、三度の食事をなるべく簡単に済ませられるようにという希望からだった。
 お喋りしながら母娘で料理を楽しみ、その周りで犬たちがはしゃぐ、誰も無理をしていないそんな幸せな生活が、まもなく始まる。

間取り

スケジュール
情報収集開始 2012年1月頃
具体的行動(モデルハウス見学や資料請求など)2012年2月頃
メーカーの決定 2012年3月頃
工事契約日 2012年3月14日
設計期間(基本・実施) 約10週間
工事着工日 2012年6月4日
上棟式 2012年6月26日
竣工 2012年9月8日
メーカー担当者
代表取締役 伏間 洋さん
“痒いところに手が届く”家づくりがモットーです。Yさんの場合は元の住まいに上質な素材がたくさんありましたので、新生活にすっと馴染む形で再利用させてもらいました。
㈲住和建設/じゅうわほーむ
所在地:
富山市東老田1103
TEL:076-436-3221
FAX:076-436-2651
URL:http://www.jyuwakensetsu.co.jp/
メールアドレス:jyuwak@jyuwakensetsu.co.jp
営業時間:8:30~17:30
定休日:日曜、祝日、第1・3土曜
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建築DATA

工法
木造在来軸組工法
家族構成
主人+奥様+長女
坪単価
48 万円
延床面積
42 坪
予算
2,001〜2,500万円

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