2015年掲載 施工実例レポート
更新日:2015年01月22日
施主と作り手が仕掛けた工夫
それは毎日届くギフト
セキホーム㈱
新築富山市・O邸
生活のクオリティーを上げ
日々をより良く生きる
O邸には、生活のクオリティーをちょっと上げる工夫があちこちにある。それは施主夫妻とメーカー担当者がともに仕掛けた、毎日届くギフトのようなものだ―。家族や客人を招き入れるポーチから玄関にかけて、天井は同じダークブラウンの板を貼り、内と外の繋がりを演出。また天井をやや低く抑えることで、リビングに足を踏み入れた時、一気に開ける視界が開放感をもたらしてくれる。家族がもっとも長く集うそのLDKは、照明にまたひと工夫。明るさを調整できるばかりでなく、いわゆる色温度も変えることができるのだ。食事をする時は暖色系に、読書をする時は蛍光色に、就寝前のリラックスタイムはぐっと照度を落とし体内時計をととのえる。このほか階段やバスルームに続く廊下などやや狭くなる場所には、白を基調とした明るい配色を施し、圧迫感がないよう計算されている。同じ広さであっても、日々をより快適に過ごすことは、豊かさの積み重ねになる。
子どもの成長を、
いつも近くに感じていたい。
小学生の長男長女をもつO夫妻にとって、成長期の子どもたちといかに過ごすかはとても大事なことだ。小学生のうちは、なるべく目の届くところで見守っていたい、という奥さんの希望で、キッチンから続く細長い書斎スペースは一時的に学習机が並ぶ子ども室として利用されている。その代わり、2階の洋室の一つはご主人が使用。やがて子どもたちが個室をほしがる年齢になった時に入れ替わる計画だ。また夫婦の寝室も、一段上げた畳の間に今は布団を4枚敷き、家族仲良く寝ている。洗面所は3人が一緒に並んで歯みがきできる幅広さ。それでもケンカはするというが、そんな朝もいつか微笑ましい思い出になるのだろう。
広さも間取りも、建ててしまえば変えるのは容易なことではない。ともすればその枠に縛られがちだ。施主と作り手は、将来をよく見通し、人生のステップに合わせて自在に空間を操ることに成功した。こうして家は、家族の歴史を刻んでいく―。
- スケジュール
- ■情報収集開始 2012年12月ごろ
■具体的行動 2013年1月ごろ
■メーカーの決定 2013年7月ごろ
■工事契約日 2013年9月29日
■設計期間(基本・実施) 約25週間
■工事着工日 2013年10月30日
■上棟式 2013年11月25日
■竣工 2014年4月5日
- メーカー担当者
- ジュートピア富山展示場 営業部主任 上坪 裕輔さん
- 当社は高気密・高断熱の外断熱専門メーカーです。湿気によって劣化しにくく、断熱工法の理想型と言われる外断熱で、長き渡り、夏涼しく冬暖かい暮らしをご提供します。
- セキホーム㈱
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所在地:
富山市今泉167-3
TEL:0120-371-017
FAX:076-482-5518
URL:https://www.sekihome.net/
メールアドレス:toi@sekihome.net
営業時間:10:00~18:00
定休日:水、木曜