2018年実例施工実例レポート

更新日:2018年01月23日



見るだけじゃない
大工歴23年の建築士

(株)暮匠

建築士小橋 秀樹

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手をかけ、心を込めて、
家族の思いを形にする

 建築士は通常、施工を工務店に任せて、図面通りに工事が進んでいるかを確認する。だが、大工歴23年の実績を持つ小橋さんは、施工管理だけでなく、現場で確認することを大事にしている。釘の打ち方ひとつでも差が出ることを知る大工だからこそ、人任せにはしない。例えば、下地工事の仕上がりは、内装の仕上がりに直結する。新築時は目立たないが、時間が経つとクロスの切れや撚れが出てくるのだ。「恥ずかしい仕事はしたくない」という一言に、仕事への矜持が感じられる。
 お母さんの手作り料理は、飽きることがない。それは子どもへの愛情がたくさん詰まっているからだろう。小橋さんが、お客さんを思って作る家もそれと同じだ。「ご家族がいいと思うものが正解に近い。そこに近づけるよう、正直な気持ちで一生懸命取り組むことが大事」。小橋さんの家づくりは、家という形を作っているのではない。家族を思うことで、家族の家への思いを形にしているのだ。それ故、打ち合わせには多くの時間を費やし、現場でも要望に合わせて対応していく。「ご希望がありましたら、これまで手がけたお客様の家を見学することも可能です」。これまでのお客さんと厚い信頼関係を築けていることこそが、心ある家づくりの証だ。

これから長く住む家だから、
多角的に先を見据える

 家族の思いを大切にするのはもちろんのこと、小橋さんがプロとして大事にしていることは、“流行廃りに左右されない飽きの来ない家づくり”を行うことだ。その一例が壁材。漆喰は消臭効果に優れ、空気を清くまろやかにする効果を持つ。クロス一辺倒では味気なく、柄には流行があるため、どこか一部分だけでも漆喰を使い、一緒に塗ることを提案している。家への愛着を深められるのもいい。また、「住宅ローンを払い終わるまで、なるべくメンテナンス費用を抑えられるよう、高耐久の材料も提案しています」と、資金面にも親身。「暮匠」で住宅ローンの相談を行う際には、銀行の方の話を一緒に聞いたうえで、小橋さんから直接アドバイスをもらえる。長期的な視点に立った家づくりの頼もしいパートナーだ。

家づくりにおけるポイント

小橋さんの事務所は、
いろいろな人が集う場

「暮匠」は、家づくりのお客様だけでなく、各種教室の参加者、地域の人々が気軽に立ち寄れる場所。教室では、つまみ細工教室、料理教室、ベビーマッサージを定期的に、整体は不定期に開催している。

2周年記念イベントには
総勢約120名が参加

2周年記念イベントでは、バーベキューやシャボン玉、流し素麺などを実施。流し素麺に使う竹は小橋さんが取ってきて割ったもので、子どもたちに大好評だったという。家づくりのOBやワークショップの参加者など、日頃から縁のある人たちで盛大に賑わった。

ヴィンテージ風を
コストを抑えて実現

小橋さんは、コストを抑えてヴィンテージ風に見せる提案も行っている。写真の壁材は、新しい素材を使いながらも長い歳月を経た深い味わいを持たせるために、一枚一枚に塗料を塗ってから古材に見える処理を施したうえで、一枚一枚貼り付けていったもの。

過去の建築実績

建築建設工事業許可番号  
富山県知事許可(般-27)第15827号

2級建築士 富山県知事登録(般-22)第11070号 
PROFILE
こはし・ひでき

1972年、福岡町(現.高岡市)生まれ。親方のもとで働いた後、個人経営の大工として、さまざまな住宅会社の仕事に携わる。入院を機に建築士の勉強を始め、一級建築士の資格を取得。事務所兼自宅で「小橋建築」設立。2015年、法人化と同時に「暮匠」をオープン。

【モットー】
縁あって知り合ったお客様とは、肩書きではなく名前で呼ばれるような近しい距離感で、人として長くお付き合いしていきたい。

【愛用の品】
大工道具。

【建築設計という仕事について】
子を思う親の心が伝わるように表現すること。その人たちにとって最適なもの(費用対効果が見合うもの)を図面で提案すること。
(株)暮匠

本社所在地:
砺波市高波778-2
TEL:0763-33-7899
FAX:0763-33-7566
URL:http://www.k-kurasyou.jp
営業時間:10:00~17:00
定休日:第2・4日曜、木曜 ※臨時休業あり