第二のリビング、縁側ゾーン
高い塀でプライベート空間実現

　緑が広がる公園のそばに建つM邸。目の前を流れる小川では初夏にホタルが舞い、幻想的な光を見せるという。室内に入っても陽光と風、自然の心地よさを感じさせる。その理由はLDKの南側全面に広がる大きな窓と、グリーンの芝が張られた20帖ほどの中庭。オリーブの木と芝の風景が窓枠で切り取られている。庭はエクステリアに囲まれており、2歳になるお子さんの遊び場に。道路に飛び出す心配もなく、走ったり、プール遊びしたり、家族でバーベキューを楽しんだりしている。
　庭とLDKをつなぐのは軒のかかった広いウッドデッキのゾーン。長さ10m以上もある縁側的な役割で、セカンドリビングともいえる。深い軒は夏の強い直射日光を遮り、冬は室内に光を引き込み、部屋を暖める。「デッキで寝ころびながら、空を見てぼーっとしたり、子どもが遊んでいる様子を眺めたりしています」とご主人は満足げに話す。
　LDKはゆったりとしたワンフロア。奥様は対面キッチンで家事しながら、中庭で遊ぶ家族の様子を眺められる。そんな時間が癒し、心の豊かさ醸成にもつながっているようだ。

強風の衝撃を面全体で
受け止める高い強度を実現

　M邸はセキホームの大きな特徴であるモノコック工法で建てられた。柱や梁、桁などの集成材を金物接合で組み上げ、高強度の耐震ボードで一体化して箱型に仕上げる。台風や地震などの外圧を建物全体で受け止めて、高い耐震性能を発揮。近年、自然災害が多い日本では、安心の工法だ。
　また、高気密・高断熱によって夏涼しく、冬暖かい快適設計。「メーカー選びの段階でHPでセキホームの家のデザインが気に入り、モデルハウスを見学。高品質で工法や省エネにも安心感がもてました」とご主人は目を細める。
　共働きのため、家で過ごす家族一緒の時間を大切にしているM夫妻。奥様に抱っこされてはしゃぐ女の子の笑顔が家づくりの成功を物語っている。