2020年掲載 施工実例レポート

更新日:2020年01月19日



梁、桁見せの構造で
広くて趣きのある空間を実現

(株)北陸ハウステック

リフォーム氷見市・Y邸

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温もりのある古木が
過去と未来をつなぐ

 古民家の屋根裏と2階部分をリノベーションして約30帖のLDKを実現したY邸。「祖父が70年前に丹精込めて建てた家を生かしたい」というY夫妻の思いを聞いた北陸ハウステックの設計士と熟練大工は当時の設計図がないなか、部材の傷みや天井、床の高さ、窓の位置などを一つずつ確認しながら慎重に施工を進めた。
 改装された空間は、堂々たるヒノキの柱に太い梁、桁を露出させた趣きのある設えで心も和む。梁と桁に使われている曲がった部材は自然な姿で、まるで生命を宿しているかのようだ。今では手に入りにくい、古木ならではの味わいのある造形美が感じられる。
 LDKのほか、寝室、階段、収納スペースなどを新設。特筆すべきは、1階のシャワールーム。少年野球の練習で毎日泥だらけで帰宅する小学3年の長男が汗と泥を流しやすいように設けた。家族のリフレッシュスペースとしても重宝している。「こんなに素敵な家に仕上がるとは夢にも思いませんでした」とY夫妻。その言葉がリノベーションの成功を物語っている。

間取り

リノベーションポイント

問題点A : 築70年の古民家は寒くて、暗い

 

断熱材で暖かく
天井から床まで断熱材ですっぽりとおおうことで冷気を遮断し、暖かい空間に。1階に祖母、両親が同居しているため、2階床下に断熱遮音材を採用した。

採光を考えた窓配置
屋根裏天井を採用し、開放的な空間に。採光、通気効果を高めるため、壁だったところに断熱性の高いペアガラスの窓を新設した。

問題点B : 屋根裏部屋の段差の調整と梁、桁をいかに見せるか

 

スキップフロアに
階下に床の間や仏間を設けた和室があるため、2階の床の高さをそのまま生かし、DKはリビングから一段高いスキップフロアに。

柱、梁、桁を露出
古木の躯体を生かした梁、桁見せの構造に。古民家ならではの昔懐かしい雰囲気を醸し出している。傷んでいた木は補修、塗装を施した。

メーカー担当者
取締役
島 拓也さん
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(株)北陸ハウステック
所在地:
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建築DATA

工法
木造軸組在来工法
家族構成
ご主人+奥様+長男+長女

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