2023年掲載 施工実例レポート
更新日:2022年12月05日
ひとつの大きな空間で
家族一人ひとりが
のびのび暮らす家
(株)匠建設
プレミアム実例黒部市・U邸










多忙なご夫妻の心に余裕を
ヴィンテージ感のある黒と木目の組み合わせが印象的なU邸は、「ナチュラルアンティークスタイル」をコンセプトとした住まい。玄関ドアを開けると、吹き抜けから差し込む光に、存在感のあるスチール階段やアンティーク調の照明や建具などが調和し、そこに居るだけで心地いい。
優れたデザイン性だけでなく、職業柄多忙を極める奥様に配慮した生活動線も特徴。キッチンから手の届く範囲にパントリーを設け、冷蔵庫の隣に冷凍庫置き場を設けるほか、ユーティリティの洗濯物を畳まずに収納できるウォークスルー収納を隣接することで、家事の時間短縮を実現している。
車が2台分入るインナーガレージは、ご主人の夢の形。野球で汚れて帰宅した時には、ガレージ内の後方にある勝手口からユーティリティに入り、ユニフォームを汚物洗いシンクでさっと洗い、洗濯機へ放り込めばOK。その流れでお風呂に入り疲れを癒すこともできる。
心地の良い空間と便利な生活動線は、心に余裕を生み出す。休日には二人で自転車に乗って海までお出かけすることも多いそうだ。
お子さんの健やかな成長をサポート
ご夫妻にとって暮らしやすい生活動線は、お子さんの成長を見据えた「家事育」の設計も併せ持っている。先の勝手口は、家族みんなの主玄関。現在、お子さんはまだ1歳だが、そのうち保育園に通うようになれば、ユーティリティでうがいと手洗いをしてから、ウォークスルー収納で衣服の着替えや学習道具の片付けを行い、LDKに入るという、いい習慣が身に付く動線となっている。
また、LDKの一角に造られた「こどもスペース」では、勉強をしながら奥様の調理風景を眺めることができる。安心して勉強に励めるだけでなく、大きくなるにつれ自然に料理や家事の仕方を学べる設計でもあるのだ。ご夫妻にとっても安心感は同じ。時折お子さんと会話を楽しむこともできる。
「家族一人ひとりが別々のことをしていても、ひとつの大きな空間に集っていることが大事」と話すのは、U邸を手がけた『匠建設』。これからずっと家族の温かい関係性を築いていける住まいである。
間取り
家づくりにおけるポイント
A. ナチュラルアンティークスタイル
空間のベースとなる床や建具には、自然な表情を持つ素材を採用。その質感や風合いを活かしたナチュラルスタイルを実現しながらも、建具のガラスや照明、ブラックのスチール階段など住まいの随所にノスタルジックな趣のあるアンティーク感やヴィンテージ感をプラスすることで、やさしさと落ち着きのある空間を創出した。また、外観はブラックのガルバリウムと木目の組み合わせにすることで、内観との統一感も持たせている。
B. 和室とLDKの程よいつながり
『匠建設』の定番である吊押入がモダンな雰囲気を醸す和室は、LDKとの程よい一体感が暮らしやすさと癒しを創出。
C. 個を尊重した明るい階段
家族それぞれのプライベートを尊重して、玄関ホールにスチール階段を配置。吹き抜けによって採光も十分。
D. 安心して学べるこどもスペース
お子さんがご夫妻の様子を見渡せるLDK内に、こどもスペースを設置。安心感が勉強への集中力を高めるという。
- メーカー担当者
- 営業・水島琢也さん
- 当社では、お施主様のご要望をお伺いする時間を大切にしています。U様邸では、お仕事柄お忙しい奥さまの家事負担を減らすため、ご家族一人ひとりが自然と家事ができるような動線と間取りを考え設計しました。U様に提案し、賛同いただけたときはうれしかったですね。
- (株)匠建設
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所在地:
黒部市古御堂101-3
TEL:0765-52-5237
FAX:0765-52-5378
URL:https://takumi-fp.co.jp/
メールアドレス:info@takumi-fp.co.jp
営業時間:8:30~17:30
定休日:祝日、GW、お盆、年末年始