インテリアショップガイド

行ったあなたが「得」をするインテリアショップで差をつけろ!

幸せとは、モノにあふれることではなく、大切なモノに囲まれていること。
インターネットや通信販売で余計な買いモノをするのはやめて、
信頼できるショップとともに、あなたならではのインテリアをデザインしましょう。


インテリアデザインは暮らし方のデザイン

 これから取り組む家づくりという作業は、物理的には床、壁、天井を組み合わせて「家」という枠組みをつくる作業に過ぎません。建築士の豊かな発想力と、施工業者の高い技術力により、暮らしやすい形状に仕上がりますが、あくまでもそれは「箱」でしかありません。その箱に、家具やカーテンや絨毯を入れることで「インテリア」が完成するかというと、そうでもありません。インテリアとは、暮らしや生活の匂い、あなたや家族の体温が加わることではじめて成立するものです。言い換えれば、インテリアについて考えることは、あなたやあなたの家族の行動や生活シーンを考えるということに他なりません。
 そう考えた場合、インテリアを決してスタイルだけで選んではいけない、ということがわかります。インターネットや雑誌を開けば、「憧れのスタイル」として華やかなイメージが映し出され、見とれてしまったり、時には衝動買いをすることがあります。しかし、メディアの向こう側の世界と、目の前の現実は歴然とした違いがあります。インテリアは、体温や匂い、光や音、湿度や空気感などが伴ってはじめて成立するもの、ということを忘れずに、現実の生活シーンを大前提に考えましょう。そして、実際に見て、手で触れながら、「暮らし方」をデザインするつもりで、インテリアをデザインすることが大切です。

インテリアデザインは使ってはじめてわかる

 家具は、椅子やテーブルといった「脚物」と、収納家具のような「箱物」に大別されます。
 「脚物」の代表である椅子は、座面の高さが使い心地を左右します。特に輸入品は座面高が高いものが多く、座りにくい場合があります。クッションや肘掛けの有無は、快適性に直結するので、じっくりと座ってから決めることが大切です。 
 ソファやベッドは、コイルや低反発ウレタン等、マットレスの種類や密度によって使用感に大きな差があり、熟慮が求められます。サイズは、部屋の広さや使用人数によってある程度は決まってきますが、ただ配置できればいい、というものではありません。それらは、おそらくあなたが想像する以上に面積が大きく、部屋の大部分を占めるため、部屋全体の印象を決定づけるほどの存在感があります。高価なだけに、少しでも低価格なものに走りがちですが、使用感はもちろん、大きさ、デザインについて熟慮したうえで、購入することをおすすめします。
 「箱物」の代表格は、箪笥です。桐、ケヤキ、タモ、サクラ、ナラ、スギ、栗、ヒノキ等の木がよく使われ、木の質感が、箪笥の表情を左右します。また、木によって調湿性や重量感が異なるので、価格だけではなく、中に入れる物や用途に応じて選べば、長く快適に使用できます。

インテリアデザインは造作家具が人気

 ここ最近、人気が高まっているのがオーダーメイド、又はセミオーダータイプの家具です。サイズや素材もすべていちから組み立てるのがオーダーメイド。質感や使用感をショップで確認し、サイズは使用する場所に応じてオーダーするのがセミオーダー。どちらも既製品より割高にはなりますが、コストパフォーマンスに優れ、価格以上の快適さが得られるものも多くあります。
 造作家具は、家具職人によるものと、大工工事によるものがあります。素材や塗装にこだわったり、精密な寸法や角度が求められる場合は、家具職人につくってもらうのがよいでしょう。家具職人の手によって、家具用の精密な機械を使ってつくられる造作家具は、仕上がりの精度が高く、長く安心して使えます。大工工事は、コスト面では抑えられますが、採寸も塗装も基本的に現場作業のため、仕上がりに限界があります。移動や修繕の自由度が低いことも認識しておく必要があります。
 造作であれ、既製品であれ、一番良いのは、信頼できるインテリアショップを見つけることです。店のスタッフにあなたの家を見てもらい、理想の暮らし方について話しながら、色やサイズや材質等を相談することで、インテリアに一貫性が生まれるだけでなく、ちょっとした買い足しや模様替え、修繕等のアフターにも心強い存在になります。信頼できるインテリアショップとともに、家族の体温や匂い、光や音が感じられるインテリアをデザインしてください。

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