2019年掲載 施工実例レポート
更新日:2019年01月18日
愛着ある家づくりは
豊かな感性や心配りから生まれる
㈱スタジオ・エム
新築富山市・D邸
大勢で楽しく過ごせる
使いやすさとデザイン性
真っ白な外壁に味わい深い玄関ドアが映えるD邸。そのドアを開け、玄関ホールから廊下を抜けると、ゆったりとしたLDKが広がっている。
家族や友人が多く訪れることもあって、“使いやすくてオシャレな家”を望んでいたご主人。その思いを具現化しているのが、無垢材とコンクリートからなる造作キッチンだ。ダイニングテーブルと一体化しているため、大勢が集まっても近距離で会話ができ、配膳や片付けもスムーズ。そのうえ、空間全体のデザイン性も抜群だ。壁面のタイルやチェアなどにさまざまな色が使われているが、ウォールナットを濃く塗装した床や同じ色調の造作収納が全体を引き締めているため、実にまとまりがある。
食事や会話を楽しんだ後は、リビングでゆったり寛げるのが魅力。チークのウォールパネルの無骨ながらも味わい深い表情が心に安らぎをくれる。また、ブルーの塗り壁が目を引く和室との一体感もあり、ソファや畳の上で思い思いに過ごせるのもいい。
リビングの窓の向こうには庭がある。「バーベキューをするのが楽しみ」と、住んでなお夢膨らむD邸だ。
家族の暮らしに
これからの余白を残して
ご夫妻が「スタジオ・エム」のセンスに惹かれたことが、D邸誕生のきっかけ。玄関からは前述の動線のほか、和室への動線もあり、アーチ型の入口と温かい間接照明が来客をもてなす。また、誰かが玄関から廊下階段を上がっていっても、気配を感じられる小窓がある。同社のきめ細やかな心配りや感性が、独自のセンスとなって現れている。
D邸誕生後、ご主人は休日に家で過ごす時間が増え、奥様は掃除の回数が増えたという。仕事の後や家事の合間にキッチンから見える坪庭も、心にゆとりをくれる空間だ。と同時に、好みの植物を置くなど、家族で住まいを育てていける空間でもある。“余白を残した家づくり”からは、家族の豊かな暮らしを願う同社の粋な計らいが感じられる。
間取り
家づくりにおけるポイント
設計POINT A
ビンテージウッドを使ったオーダーメイドの玄関ドアは、D邸の個性を表す部分。外観は、そのドアがよく見えるよう設計した。
設計POINT B
来客に「おもてなし」の印象を与えられるよう、和室の入口はアーチ型にすることで、モダンな雰囲気を演出した。
設計POINT C
お正月などに家族で集まることが多いため、大勢が集まってもゆったり過ごせるダイニングキッチンに仕上げた。
- スケジュール
- 情報収集スタート 2016年 4月頃
具体的アクション 2016年 4月頃
工事契約日 2017年 8月5日
設計期間(基本・実施) 約20週間
工事着工日 2017年 10月9日
上棟式 2017年12月11日
竣工 2018年 4月14日
- メーカー担当者
- 設計 廣原優里さん
2018年入社・23歳
- ㈱スタジオ・エム
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所在地:
富山市五番町2-1
TEL:076-407-0306
FAX:076-407-0307
URL:http://www.kentomo.jp
メールアドレス:info@kentomo.jp
営業時間: 9:00~18:00
定休日:日曜