今後の法改正にも
安心できる高性能住宅

　ブルーとゴールドのツートンカラーが目を引くスタイリッシュなY邸。LDKは、シンプルなデザインの中に対面式キッチンやリビング階段が設けられ、どこにいても家族の温もりが感じられる空間となっている。また、どこにいても心地よく過ごせることも特徴だ。その秘密は、テレビボードの下に設置された床下エアコン。夏は冷気、冬は暖気を強制換気で家中に循環させることで、上下階の温度差を解消している。ダイニングの吹き抜けとリビング階段もその循環に大活躍。さらに、水まわりへの動線が短く、家事をスムーズに行える便利さも備えている。
　日々の暮らしやすさを体現したY邸は、構造計算に基づく自由設計で耐震等級3を実現する長期優良認定住宅。2024年１月以降、住宅ローン減税を受けるには省エネ基準への適合が必須となるが、Y邸はすでにその基準に対応しているどころか、2ランク上を実現している。耐震性のみならず、UA値0.38、C値0.1と断熱性・気密性ともに高く、建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度BELS （ベルス）の最高ランク5つ星を獲得。希少な高性能住宅となっている。

相続や補助金など
あらゆる面でサポート

　Y邸の誕生は、Yさんのご両親が「納屋を壊して、その場所に家を建てたい」と、高性能住宅に定評のある『城宝工務店』に相談したことがきっかけ。同じ敷地内に建つ、奥様のご実家と見事に調和した新居が完成した。
「税金に関する知識を持たない人は、お客様の家を請け負ってはいけない」と話す同工務店代表の城宝透さん。住宅ローンを組むためだけでなく、いつまでも安心して暮らせるために、生前贈与や相続のアドバイスも行った。家族間では話しづらいことも、城宝さんが間に入ることで話し合いがスムーズに進んだという。また、ZEHレベル基準を満たす新築住宅を対象とする「こどもエコすまい支援事業」や、県産材・市産材を使った家づくりの支援事業など、できるだけ補助金を活用。同工務店の負担が増えても、ご夫妻の負担を減らすことを大切にしている。
　建てた後もずっと守っていく「家守り」が、同工務店の信条。大きな安心感が、ご夫妻の未来を明るく照らしていく。