家づくり講座

STEP3 土地選び・地盤調査

安心・安全な暮らしは「土地選び」がポイントです

終の住み処である土地は慎重に選びたいものです。暮らしの便利さはもちろんのこと、自然災害の危険のないところでなければなりません。この先、家族が安心して暮らせるところを選びましょう。

●予算やエリアを決める

 不動産会社やハウスメーカーに相談する場合、最初に予算やエリア、広さなどを決め、その条件に合ったものを探してもらうようにします。不動産会社も1社だけではなく、3、4社ほどに声をかけておき、時々訪ねて様子を聞いてみるとよいでしょう。

●土地選びの基本

イメージ  どれだけ素晴らしい住宅が完成しても、周辺環境が劣悪であれば、決して快適なマイホームにはなりません。その意味では、あらゆる手を使って理想の土地を手に入れたいものです。
 また、土地を1度や2度見に行っても素人には、その善し悪しの判断がつきません。当事者になると思い込みなども働いて、なおさら、客観的な判断ができません。家づくりの専門家に同行してもらうなどして確認しましょう。

●敷地を調べる

 住まいを建てる敷地の形や寸法、道路との高低差など敷地状態を調べます。変形地などは相場よりも土地は安くなりますが、住宅が建てにくいというデメリットがあります。建設時にクレーン車などが通れる道路幅があるかなども確認します。
日当たりのよさも気になりますが、一般的には東南角地、南面道路などが理想とされます。その日当たりは、夏と冬の夜明けから日没まで、どのような採光状況になるのか、さらには将来周辺に大きな建物が建って日陰にならないかなどを調べます。日照と同様に大切なのが風向きです。これも季節によって変わるので、地元の人に聞いておくのがよいでしょう。さらに静かさや周辺道路の状況、隣家との隣接状況もお互いのプライバシーを守るために確認しておく必要があります。

●敷地の法規制について

 家を建てるときには建築基準法の適用を受けます。一つは「建ぺい率」で、敷地面積を100とした場合に、建築面積をどれだけとれるかというものです。例えば100坪の敷地の場合で建ぺい率が60%とすると、建坪が最大限で60坪確保できることになります。
 「容積率」は、延べ床面積の限度を示したもので、容積率300%のところに60坪の建築面積(建ぺい率)の土地があった場合、延べ床面積が最大で180坪まで可能です。
 また「傾斜制限」は、隣地や狭い道路に面して高い建物を建築すると、日照や通風に悪影響がでてくることから、これを制限する目的で設けられています。
 さらに建物は、道路に2m以上接しているところにしか建てられませんが、その道路幅が4m未満の場合、道路の中心線から2mセットバックして建てることになります。

●ライフラインはどうか

 上下水道やガスといったライフラインとの関係も重要で、敷地内への引き込み距離が長くなると工事費もかさんできます。また、下水道が整備されていない場合は、浄化槽を設けなければなりませんので、設備費が余計にかかることになるほか、下水道の水を放流する場合、地域で許可をもらう必要があります。

 

●周辺の自然環境もチェック

 土地は、天候によって、あるいは季節によって表情が変わります。晴れた日には、全く問題のない土地でも、雨が降ると様子が一変して側溝から水があふれて道路が川になったり、宅地に流れ込んできたりする場合があります。大雨・大雪時の側溝の排水状況、強風時の風向きなどを確認しておきたいものです。近所に住んでいる人に、四季の様子などを聞くと良いでしょう。

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