家づくり講座

STEP4 依頼先・工法の検討

ここが正念場「依頼先」は慎重に選びましょう

ハウスメーカー、工務店、建築家と、それぞれ異なる考えで家づくりをしています。じっくりと考えて、自分たちに合った依頼先を選びたいものです。

●下調べをしてモデルハウスへ

 家づくりで最も悩むのはおそらく「依頼先」選びではないでしょうか。そこで進め方としては、最初に「とやま家づくりの本」やインターネットなどを使って情報を集めます。ハウスメーカーや工務店、建築設計事務所の社風、ポリシー、工法・構造、施工例などをチェックします。この段階では、まだモデルハウスへ行く必要はありません。
 まずは、ハウスメーカーやフランチャイズ、工務店、建築設計事務所のどのタイプでいくか絞り込みます。
 例えば、ハウスメーカーで建てようと思うのであれば、それ以降はハウスメーカーだけの情報を集め、その中から何社かを選んで、モデルハウスを訪ねます。
 また、建築設計事務所で建てる場合は、ハウスメーカーのようにモデルハウスを持っていないこともありますから、インターネットで探すことになります。設計事務所もユーザーとの接点づくりのためにホームページやブログを使っているところが多いようです。設計ポリシーや施工例なども載せていますから比較検討が容易です。そのあと気に入った設計事務所を何軒か訪ねます。
 いずれにしても、「とやま家づくりの本」などの住宅雑誌やインターネットで下調べをしてからモデルハウスへ出かけたほうがいいでしょう。そのほうが成果も得られるはずです。

(1)ハウスメーカー

 ハウスメーカーの最大の特徴は、土地探しや資金計画、設計・施工、アフターまで、すべてにわたってサポートをしてくれるところです。各種申請書の提出や資金計画で悩みたくない人、面倒なことを考えずにマイホームを手に入れたい人に最適です。また、モデルハウスで外観、間取り、インテリアなど、実物を確認して選ぶことができるのもハウスメーカーならではの大きなメリットです。ハウスメーカーについての情報は、モデルハウスや住宅雑誌「とやま家づくりの本」、インターネット、新聞、チラシなどから得ることができます。

(2)工務店

 棟梁一人の工務店から会社組織の工務店まで、規模や組織はまちまちですが、地域密着型による信用で家づくりをしているのが工務店です。特に職人技や施工技術に優れ、その技術を生かした住宅を得意としているので、木を多く使った自然志向、健康志向の家づくりに向いています。地縁・血縁・知人の紹介による仕事が多い一方、最近は完成見学会を開いて広く知ってもらう試みもしています。また、メンテナンスなどもきめ細かく対応してもらえます。工務店についての情報は、完成見学会や知人・友人などから得るのがほとんどです。

(3)フランチャイズ

 住宅を開発供給する本部があり、その本部と契約した各地の加盟店(工務店)が部材の供給や技術指導を受けて建てる住宅です。ハウスメーカー並みの商品開発力と情報力に、地域密着型の工務店をドッキングさせた家づくりで、ハウスメーカーのような性能の家を、安心できる地域の工務店が建てるものです。ユーザーとは、モデルハウスや住宅雑誌「とやま家づくりの本」、新聞、チラシなどが接点になっています。

(4)建築設計事務所

 建主のライフスタイルを取り入れ、設計プランを第一に考えた家づくりをするので、オーダーメイド指向の強い家づくりを目指す人、ありきたりの家では満足できない人に適しています。また、変形地や予算の少ない人などでも設計力でカバーしてくれます。
 家づくりの流れは、ハウスメーカーや工務店と異なり、最初に設計事務所でプランを作成したあと、地元の工務店などに施工を発注します。建築家はその施工監理もするので、施工と監理が完全に分離した理想のチェック体制がとれることになりますが、これも設計事務所の魅力です。設計事務所についての情報は、インターネットや完成見学会、それに知人・友人などから得るケースがほとんどです。

(5)コンペ形式

 インターネットで実施されているもので、建主と設計事務所を仲介する主宰会社があり、そこへ申し込んで、設計プランを複数の設計事務所によるコンペで選ぶものです。不動産の仲介業を家づくりに置き換えたような仕組みで、よりクオリティの高いマイホームを実現することができます。

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